House OS

House OS

住宅 3つ屋根の下

愛知県東浦町
木造住宅
建築面積:222.12㎡
延床面積:222.12㎡
愛知県東浦町における新築住宅。施主は一家で観葉植物農家を営んでいる植物のプロである。本計画の特異な点は、施主が隣接する3筆の土地を所有していたことである。それらの土地はそれぞれ宅地、農地、農地であり、一見ひとつの土地にみえるが、そこには机上で定められた隣地境界線が引かれている。当然、住宅は宅地にしか建てられないわけだが、我々は次の①~④のプロセスによってこれら3つの敷地で暮らすにふさわしい家を提案した。

①宅地に住宅を建てる
②農地(接道あり)に農業用倉庫を建てる
③農地(接道なし)に温室を建てる
④3棟を近接させアウトラインを連続させる

このような建ち方により、一方では隣地境界線が消え、ひとつの土地に建つひとつの建物のように見える。他方、3棟が隣接することでできる建物のスキマは、隣地境界線の存在を可視化し3棟の独立性を担っている。ルール(法律)の中で、最大限に土地と向き合う住宅を目指している。