ブログ

B l o g

Hotel

名古屋駅の宿泊施設「SEVEN STORIES」 オープン

名古屋駅近くで設計監理をおこなった「SEVEN STORIES」が、本日4/17(土)オープンしました。

7組の建築家・デザイナーが1室ずつ、計7室をデザインするプロジェクトです。

1-1 Architectsは、プロポーザルコンペで選定され、5Fの内装を担当しました。

多くのホテル客室が都市と切り離された存在であるという立場から、
私たちは都市の中で眠り、起きる体験をつくるべく、「外」としての客室を設計しました。

障子は、私たちの事務所のある刈谷市の「万燈祭」をモチーフとしています。
万燈の解像度を下げてピクセル化し、それらが天井に映り込むことでさらに抽象度が高まり、都市の風景と混ざり合う風景をつくりました。

ここでの宿泊体験を通して、万燈祭や刈谷市に足を運んでくれる方が少しでも増えたら嬉しいです。

その他6室についても、清州市の曲げ物や有松絞り、常滑の焼き物などをデザインに用いていて、全体として、愛知県の文化や伝統に対する意識が変わることへの願いが込められています。
(愛知県民にこそ泊まっていただきたい宿泊施設かもしれません。)

こちらがホテルの公式ホームページです。
→ セブンストーリーズ(SEVEN STORIES)

大人数で泊まるほど安くなるので、ぜひご家族、友人等お誘い合わせの上、ご利用ください。

1棟借りもできるので、同窓会や撮影会などの各種イベントにもよさそうです。

さらに、家具家電付きなので、マンスリーマンションとして長期借りすることもできます。

宿泊した際にはぜひご一報くださると嬉しいです!

最後になりますが、プロジェクトの関係者の皆様に感謝いたします。
非常にたくさんの方と係わることのできた楽しいプロジェクトでした。

1-1 Architects